病床での川柳

お客様であり 友人のSさんが亡くなって 早いもので1年が過ぎました
奥様に会うため 出かけました。
Sさんが残した病床での川柳を書き写して来ました
胸を打つ名文句ばかり・・・
お喋りは 時を忘れます・・・・・。

 ALS 告げたドクター 鬼に見え
 神の手が 潜む難病 見落とした
 紹介状 書く度毎に 見離され
 寝返りを うつ度に 力尽き
 患って 始めて知った 人の愛
 手を挙げて ラジオ体操 やりたいな
 もう一度 声高らかに 歌いたい
 車椅子 家の中を 右往左往
☆ 千羽鶴 孫から届き 励まされ
 意思疎通 出来ぬ自分に 腹を立て
 摘便を 導く貴方に 金メダル
☆ 寝返りを 妻の手を借り やっと打つ
 意思疎通 アホ・バカだけが 良く聞こえ
 寝たきりに ならぬ覚悟で ロングステイ
 デイケアー 元気な人もいてはるなあ
 すまんなあ 半時毎に 妻起こし
 激痛で 地獄の釜の 蓋が開き
 うめき声 空しく響く 午前二時

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by kuritokoro | 2010-03-30 13:50 | 日記 | Comments(1)

Commented by 金魚 at 2010-04-09 18:09 x
Sさんの心がとても伝わってくる川柳ですね。Sさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。