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めったに出会わない人

2ヶ月前に 知り合った人と 話してたら 生年月日が同じ! お互い 星座も同じなんだから
運命も同じ~~~~なんて その人が勝手に言い出した
まあ 悪い人でもなさそう~~~(いい加減な解釈)

彼女→「お酒飲める?」私 →「うん 飲めるよ!」彼女→「私 すっごくストレスあるの 一緒にご飯食べに行かない? そいで飲まない?」私 →「う~~ん いいけど・・・」(軽く受けたらあかん!と言うもう一人の私と戦った)彼女→「じゃあ 行こうね 日にちも 時間も 場所も 地元じゃないから あなたに任せます」私 →「分かった」
1ヶ月が過ぎて 催促のメールが来た
とうとう 行くことになった どこがいいか? どこで待ち合わせればいいか?迷った

お気に入りの居酒屋に決めて 出かけました
運が悪く その日は小雨 私は透明のビニール傘で 出かけて行った

6時半に待ち合わせ! 時間より数分早く着いた私は 彼女が来るはずの方向に歩き始めた
(そこにいれば良かった)
いくら歩いても 時間が過ぎても 彼女らしい人は歩いていません
すると。。。。。。。。私の携帯が突然鳴り響いた。。。。。

彼女→「○○さん! もう約束の場所にいるけど どこにいるの?」私 →「はあ~~~? 私はさっきまで そこにいたけど 少しでも早く会えるかな?と思い
    歩いてるよ でも あなたは どの方法でそこに行ったの? 歩いて来たけど あなたと
    は すれ違ってないよ」
彼女→「私は ちゃんと 歩いて来たよ 」
~~~~~そんなバカバカしい会話を携帯でしながら 結局は会えました。
。。。。。。。でも 私が見た彼女は 別人でした。 
私 →「これじゃ すれ違っても分からないはず」(心の中で帰ろうかな?と思った)
なぜなら。。。。。。。。。。。。。。。。。彼女の風貌は いつも見慣れている人とは別人だった
ヘアスタイル 真っ赤な洋服(きらきらスパンコール) とても高いハイヒール バックまで
もちろん 化粧もばっちり

大体 普段着で 何処へでも出かける私としては 一緒にいると変!
でも 仕方がないから 出かけて行く事に・・・・

お気に入りの居酒屋までは 歩いて数十分 
彼女→「悪いけど どこまで歩くの? 足が痛いわ!」>(そんな事言われても)
店につき さあ 注文です
彼女→「私は分からないから あなた 何でも任せるから注文してね」
★刺身の盛り合わせ ★ぶりだいこん ★白子の焼き物 (おつまみには最高!)

ところが 彼女は どれも手をつけず ただアルコールを飲むのみ
私 →「どうして食べないの?」彼女→「私の苦手なものばかり 私は ネギマが大好きなの」私 →「だったら 早く言ってよ!」(少しムカ)
彼女→「私は 糖尿病 インシュリンもやってる でも薬を飲めば大丈夫!」
そんな訳で お気に入りの居酒屋のメニューは 私が一人占め!
彼女は 一人ネギマのみを食べてました

その店を出ると 彼女から お願いをされた
彼女→「○○さん スナックに付き合ってよ お願い 私がとっても仲良くしてる人がママさん
    なの 凄くいい人だから」

だんだん 分かって来た気がする
私も 今夜で終わりの付き合いだから。。。。と思いながら 付き合った
二人で割り勘のタクシーに乗り スナックへ

そこは 50代~60代の昔のお兄さんが4人 マイクを離さない!状態で唄いまくってました
結構 歌手気取りの勘違いさんばかりだった

私が 驚いたのは 彼女です
水を得た魚のように ドアを開けたとたん 彼女の声も 顔も 変わってしまいました
マイクを持って話さない 昔のお兄さんに 擦り寄り 一緒に歌に合わせて踊りだしたのです
お互い 知り合い?と思えるほど 仲良く話してます
私は 服装のこともあり その店で浮いてるのが自分でも分かった
カウンターの隅で 呆れ返って阿呆杖をついて その様を見ていた

彼女は ママさんに ちゃっかり、帰り家まで送ってくれるように頼んでいるではありませんか!
時計は 12時になろうとしています
私は 一人で 40分以上 真っ暗な夜道を 家まで歩いた 馬鹿女です
帰り道 歩きながら 自分の姿を 想像しながら 笑ったり 泣いたり 今までの人生で出合った事のない人だ!

次の日 彼女から 携帯のメールが入った
「夕べは楽しかったわ また付き合ってください 私は あれから3回も吐いてしまった!」

私 →(ばかもん! 私の帰りの気遣いもしない 自分は楽しかった? 何をとぼけた事言うとるんじゃい!2度と付き合うこともないし お友達でもないし 同じ星の運命じゃない。。。と思った)

by kuritokoro | 2007-12-14 14:29